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2007年7月 アーカイブ

2007年7月 2日

マン島で飛行機熱、再燃

かつて飛行機少年だった僕はかなり熱心に航空ショーにも足を運んだものです。進学は、航空高等学校と心に秘めていたものの中学当時から致命的に視力が落ちてきたため断念したのが人生初の挫折だったのは伊丹少年史的にはあまりに有名な話です……。

ならばと地上を速く走ることにその情熱のはけ口を求めて現在に到るわけですが、マン島滞在中に飛行機熱がちょっとばかり再燃。そう、ある日の夕方、ダグラスの港の上空にどこからともなく突然飛んできた英空軍のアクロバットチーム“レッドアロー”のショーを見たからです。いやー、久しぶりに空、見上げっぱなし!口、開けっぱなし!パシャパシャパシャ、それパシャパシャパシャ……と、バイクよりもはるかにたくさんシャッターを押してしまいました。

編集時代、複数台のバイクで一斉にコーナーを走る撮影の時なんか、よくカメラマンから「もっと近づいて!離れすぎです!」なんて怒られて何度もやり直ししたもんですが、レッドアローの面々ときたら9機ですからね。しかも3次元でピタリと寄せる技術には、ただただ脱帽。何事も訓練が大事。
……と、感心してる場合じゃないですね。早くバイク、乗って練習しなきゃ。


ちなみに機体はBAeホークという単発ジェットの練習機です。

2007年7月 4日

雨の日には腕を磨いて

IMG_2119_001.jpg

ファミコン世代ながら、まったくTVゲームの類に興味のない僕は、当然ながらまったくハードもソフトも買うことなくこれまで過ごしてきましたが、思うところあってプレイステーション2を購入。ついでに“TTスーパーバイクス”なるソフトも購入。
なぜなら、マン島のマウンテンコースがそっくりそのまま再現されているらしいから!スバラシイー!ゲーム最高!

ゲームでバイクのライテクが磨けるとは思っていませんが、なにせ60km以上のコース全長と300近いコーナー数なので、それが忠実に収められているのなら、やってて損はないと心躍らせてしまうのはこれ当然。そうそう現地へ練習なんて行けないし、それが本体とソフトの計2万円少々でまかなえるなら安いもの!(と、対奥さん用の言い訳を用意しておく)

ホントはゲーム機の配線すら、やりたくないタチですが、こいつはコンセントとテレビの入力端子をポチポチッと差し込むだけでOKみたいなので、ホッ。(当たり前?)
今日は雨も降っているので、「早速イメトレ開始といくぜッ!ユーにミーの実力を見せつけてやるぜッ!フハハハハー!」とか意気込んでみたものの、驚くべきことにメインイベントたるマウンテンコースのレースには数々の難関ステージをクリアしないと辿りつけないというではないかッ!?(そういうもんなの?)
しかも、ステージをクリアしたらそれをセーブしておくメモリーカードなるものがいるらしい!?(早く言え!)
そうじゃないと電源を入れるたんびに、また最初から始めなくちゃいけないらしい。(それはイヤすぎー!)

というわけで、明日、メモリーカードを買って出直します。ただ、マウンテンコースを走りたいだけなのに……。
ってか、こんなことしてていいのかな。

2007年7月 6日

週末はもて耐の予選ですが…

今週末は、ツインリンクもてぎで開催される“もて耐”の予選。
そのメインイベントたる7時間耐久にコマを進めるべく、準備をしていたのは先日のブログの通り。
……が、参戦は中止となりました。ペコリ。

参戦車両であるBMW・F800と牽引役たるクラフトの滝本さんにいくつかの災難がふりかかり、大事をとることに。詳細はそのうち滝本さんのブログにでもアップされるかもしれません。

そんなわけで、この週末はプレステ2日和になりそうです。

2007年7月 9日

参戦マシン決定!

やっと(?)、実のあるご報告ができます!
無駄に本を読んだり、ゲームやったりしていたわけじゃあありません。

これからマン島TT参戦資格を得るべく国内でレースをこなしていくわけですが、その参戦マシンがホンダ・CBR600RRの2007年モデルになりました。ひとまず、ホッ…。
松下ヨシナリの協力で、残り1台となったモトバムのコンプリートマシンを無事にゲット。手元にくるのは8月の後半ですがそれからできるだけ練習&レースにいそしみます。

まだ、マン島TTへ出られることが決まったわけではありませんが最初の一歩がようやく踏み出せた感じです。今後も応援、よろしくお願いします。(またまた借金生活に突入!ワハハー)

そんなわけで順調にことが運べば来年はこんなコースを走れるというわけです。


マン島TTコース・バンガローコーナーより

2007年7月11日

未来予想図 2008?

すげー!かっこいいー!
まるで、来年の俺様の走りを見ているよう!

……とは全然思えませんが、気持ち的にはこんなライディングを目指したいな、と。
ちなみにゼッケン6がCBR600RRを駆るイギリスのイアン・ハッチンソン。この日(6月5日)、スーパースポーツクラスで念願の優勝を果たした期待の若手で、同じ(?)CBR乗りとして、倒すべき(??)ライバルです。
……うーん、身のほど知らずな発言にも程があるな。ま、いいや。
で、ゼッケン5がGSX-R600のベテラン、ニュージーランダーのブルース・アンスティ。前日のスーパーストッククラスでは見事、優勝を果たしています。

つまり、これはまさにトップバトル!後方からスタートしたI・ハッチンソンがB・アンスティをぶち抜き、そのまま従えつつ激走しているシーンです。B・アンスティのリーンアウト気味のフォームが公道レーサーっぽいですね。
撮影場所は前回同様バンガローコーナーで、これはちょうどその反対側にまわったところ。このコーナー直後にはスネフェル山岳鉄道の線路がコースを横断していて、バイクがそこを通過するときは車体を激しくウォブルさせながら立ち上がっていくのです。
……あぁ、ホレボレ。

待ってろ!イアン&ブルース!!

2007年7月12日

マン島までの距離

マン島に点在するマイルストーン。
例えばそれはポートセントメリーまで6.25マイル、ダグラスまで8マイル、キャッスルタウンまでは1.75マイルだと教えてくれます。
日本からマン島までは何マイルなんだろう。
早く近づきたいなぁ……。

2007年7月13日

30年後

ウインクできる爺さんになれるといいなぁ、と思います。
ニッポンの爺さんで似合うのは、オヒョイさんくらいでしょうか?

写真は6月5日のレースの合間に開催されたイベント“ラップ・オブ・オナー”に参加した英国人ライダー、スチュワート・グラハム。60年代にGP500に参戦していた往年のライダーです。ちなみに御歳65。
65歳といえば、ちょうど30年後の自分です。それまでマン島を走り続けることができたら最高。

2007年7月17日

「もう出るかい?」
「あぁ、時間だね」

マン島の鉄道時刻はだいたい正確。
もっとも、機関士が時計を持っている限り、
特に遅れる理由もないほど本数も少ないけれど。

2007年7月20日

頂へ

前回の流れのまま車窓シリーズ(?)です。

マン島の中心街ダグラスと北の港町ラムジーを結ぶちょうど真ん中あたりにラクシーという小さな街があります。そこからマン島の最高峰スネフェル山の頂上へ運んでくれる鉄道が、その名もスネフェル・マウンテン・レイルウェイ。最高峰、といっても海抜620mほどの小さな山、あるいは大きな丘です。ただ、周りに比較する風景がなにもなく、その裾にはなだらかな牧草地が横たわるだけなので、思いのほか雄大に感じる景色です。

ゆっくり、ゆっくりと。それこそ飛び降りることができそうなほどのはやさで揺られて到着した山頂駅からは、TTマウンテンコース、ジョイ・ダンロップの石碑、今は閉館されてしまったモーターミュージアムなどなどレイルウェイとは対照的なスピードの世界を見渡すことができるのです。

2007年7月23日

スタート10秒前

アライのロゴが入った真っ白なツナギに、チェッカーフラッグ模様のネクタイ。
このオジサンの役割は“コンペティター・コントロール”

グランドスタンド前でコンペティター、つまりレースやイベントに出走するライダーやドライバーに指示を出し、スタートラインに誘導するのが仕事。
指と腕の動作で的確にライダーたちをコントロールし、絶妙のタイミングでコースの送り出していきます。

2007年7月25日

ライディングスポーツに

ただいま発売中のライディングスポーツ10月号に今年、マン島で撮ってきた写真が掲載されています。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、今回のマン島TTには日本人のサイドカーチームが参戦していました。かつて、世界グランプリを転戦されていたサイドカードライバー、熊野正人さんが創り上げたマシンを駆る渡辺&吉田ペアの奮闘振りは是非、誌面にてご覧頂けると嬉しいです。

決して恵まれていない日本のサイドカー環境を考えると、マン島に初めて挑戦し、あのリザルトを達成したことは驚異的なことと言えるでしょう。マン島滞在中は、彼らが宿泊兼メンテナンス場として借りていた家に居候させてもらい、その緊張感や安堵感を少なからず共有させてもらいました。このことが自分自身のマン島TTに対するモチベーションを更に高めてくれるものとなったことは言うまでもありません。

2007年7月27日

閑話休題 ~いらっしゃいませ、こまめちゃん~

レース用車両CBR600RRが手元に届くまでは、ちょいと手持無沙汰なのでクルマを買ってみたりなんかしてー!ウフフのフ。

・・・ウソ。正確にはうちの奥様号です。
それまで乗っていたボルボがあまりにもボロボロになったので車検を機に買い換えを決意。今までフォード・トーラス、メルセデスベンツ・300TE、ボルボ・V40という微妙な信頼性のクルマを、高いんだか安いんだかこれまた微妙な値段で買い続け、時々道端で止まったり、ガラスを叩き割られたりなんかしながら、果たして損してるのか得してるのかよくわからないまま、常にもやもやとした気持ちを抱いて乗り続けてきた奥様が「次こそは!」と掲げた選択条件はこれ↓

その1 キレイ
その2 低走行
その3 絶対、止まったりなんかしない
その4 あんまり小さいのはイヤだ
その5 あんまり遅いのもイヤだ
その6 できれば革シート
その7 スタイルでいえばニュービートルやニューミニみたいなのも好き
その8 とはいえ四角いスタイルも捨てがたい

と、こんな感じ。
で、選びに選んで買ったのがジムニー・シエラ。
わーい、ピッタリの条件だぁ。

・・・って、オイ (・_ ・?)

ちなみに、
その1 車両のキャラクターを考えるとキレイはキレイだけど、まぁそれなり
その2 平成8年式で走行距離は8万キロを越えてるし
その3 止まるかどうかは不明だけどクルマ屋さんがしっかり面倒見てくれたので大丈夫!と信じたいけれど・・・
その4 タイヤのフェンダー部分がでっぱってるだけで基本は軽サイズだし
その5 エンジンは660ccの軽じゃなくて1300ccバージョンだけど、3速オートマなので少なくとも速くはないし、それなりにうるさいし
その6 濡れようが泥がつこうが気にならないくらい男気あふれるファブリックシートだし
その7 似ても似つかんな・・・
その8 四角い!うん、思いっきり四角いぞぉ!

フゥー・・・。条件その8にしてようやく好みに一致。
ま、縁なんてこんなもんですな。

ってか、ホントはちょっとクヤシイ。
なぜなら僕の人生最後のクルマはジムニーだな、と心密かに決めていたので。
僕が買うなら軽のマニュアルだろうけど、奥様に先を越されるとは思わなんだ。
乗るといいんだな、やっぱり。もちろん快適じゃないけれど一生懸命走ってるし、走らせてる気がする。基本的にM体質なので、もし壊れても止まっても大切に乗り続けてあげようと思います。

名前は“こまめちゃん”に決定。
車体色はラジアントレッドマイカというらしい=ま、ようするにあずき色=あずきは小豆=つまりはこまめ・・・というわけで以後、お見知りおきを。

あ、そうそう。こまめちゃんを買ったのは横浜にあるカーヒストリーというお店。
NSXで通勤し、リッターバイクを乗り倒す美人店長が待ってくれてますよ。
僕、このネーサンのブログ好きです。


追記
ジムニーがホントに人生最後のクルマにならないようにマン島では気をつけなくては!
(と、無理矢理ここがあくまでマン島ネタのブログであることとの整合性を計ってみる・・・)

2007年7月30日

ど、どんだけー!?

世界グランプリのカテゴリーから外れてから今やなかなか見ることのできなくなったサイドカーのレースですが、ここマン島では人気の高いレースです。
その醍醐味はやっぱり美しいコーナーリング。
ドライバーとパッセンジャー(ドライバーの隣に乗ってる人)がア・ウンの呼吸で右へ左へ切り返しながら走り抜ける様は、オートバイのハングオンスタイルとはまた違う迫力に満ちていて、飽きることがありません。

でも、ね。
ドライバーがアクセルを開けすぎたり、パッセンジャーが体重移動をちょっとミスるとこれですからね。遠心力に負けて地面からどんどん離れようとする自分の体を支える気持ちって、どんなでしょう?

サイドカーのレースでは、“なんか車体が軽いな”と思ったら隣にいるはずのパッセンジャーが落っこちていた、なんてことはよくあるらしいです。
やっぱ、僕はオートバイがいいな、うん。