ハーフ&ハーフでよろしく!
今週は筑波にて2日間、いろいろとテスト&練習走行ができました。
まずは、なんといってもステム回りの確認。
前回のレース中に不安定な挙動(最終コーナー進入でガタが出る)を起こしたため修正に出していたのですが、おかげさまでバッチリ解消。フレーム全取っ換えなんてことにならなくて、心底ホッ。
もう一つはブリヂストンのBT-003のテスト。
ピレリに近い特性が与えられたというこのタイヤのタイプ4(ソフト)は、3月の岡山国際開幕戦の時に試したのですが、あまりの耐摩耗性の悪さに却下。ただ、うたい文句通りにとても乗りやすかったのは確か。黙って乗せられると「ちょっと空気入れ過ぎちゃったかな?」ってな感じのゴツゴツ感が多少あるくらいで、「ピレリの改良コンパウンドです」と言われれば、「あぁ、そうですか」と素直に納得してしまうくらい、そっくりなハンドリングでした。
で、今回は異なるコンパウンドで再テストというわけです。
チョイスしたのはフロントにタイプ3(ミディアム)、リヤにタイプ2(ハードtoミディアム)。
リヤタイヤのタイプ3はST600に使用できない(MFJ非公認)ため、こういう組み合わせになりました。
ブリヂストンもピレリを意識してタイプ4を設定したくらいだから、他のコンパウンドも乗り手に優しいタイヤだといいなぁ……と淡い期待を抱いていたのですが、コースインした瞬間から「あ、これはダメかも…」と思いましたよ(^^;
まぁ、とにかく硬い。まっすぐ走っていても明らかに硬い。んで、曲がらない。
タイヤにちゃんと荷重をかけて、ちゃんと潰して乗れるちゃんとしたライダーには絶大なグリップ力と旋回性を発揮してくれるのでしょうが、この私にはそれは見果てぬ領域らしく……。乗り方もサスペンションも空気圧もいろいろと試してみたものの、どんなにがんばっても2秒後半が精いっぱいというダメっぷり。
今度のブリヂストンもやっぱりライダーにはスパルタなのね、ということで終了です。
ただ、リヤタイヤはいいんです。立ち上がりで一定のグリップ力を超えても、「ズッ、ズッ、ズッ…」と軽く逃げながら車体を前へ進めてくれるので開けやすい。ピレリもコントロールしやすいものの、滑る時は「ズルゥー、ズルゥー…」と一回のスライド量が大きめなので、一度滑らせると全開にするまでの待ち時間が長くなるんですよねぇ。
ってなわけで、ブリヂストンですが、
・フロントはまったく乗りこなせない。
・でも、リヤタイヤのフィーリングは魅力。
・なんたって安い。
一方、ピレリは、
・フロントの旋回性は最高!
・耐摩耗性も最高!
・死ぬほど高い。
という一口メモになりました。
結局、ブリヂストンは使わないという結論を出そうかとも思いましたが、幸か不幸かよくよく考えたら使用するタイヤにしがらみがあるわけではないので、フロントにピレリ、リヤにブリヂストンという折衷案もアリではないか!?「17インチのハーフ&ハーフでお願いしまーす。トッピングは柔らかめのスチールベルトで」という感じ?
走行の最終枠で、半ばヤケでこの組み合わせを試したわけですが。
あらま、いきなり2秒フラット近辺で楽々走行できるではあーりませんか!
これって、練習走行中のテンションで出したタイムとしてはベストなんですよ。
しかも、それなりに多い走行台数の間隙をぬって出ているタイム。
これって、いいかも!
そんなわけで、しばらくピレリ&ブリヂストンという奔放な組み合わせで走ってみます。
うーん、でもこれってレース参加申込書の使用タイヤ記入欄に“PI&BS”って書かなきゃいけなんないのかな?そうするとエントリーリストにちゃんと反映してくれんのかな?
今度、やってみよーっと。