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2009年9月 アーカイブ

2009年9月 1日

一筋の光明・・・か??

先日、岡山国際で連勝中の奥谷さまより、「9月の地方選手権には出ないから、いたやんにまかせる」というメールがあった。

ま、知ってるライダー全員にそう言ってるのかもしれないし、要するに「貴様らごとき相手にならんから、俺はもっと上を目指すぜ」ということなんだけど、ウソでも奥谷さまにまかせられたとあっては恥ずかしいレースができないので、たびたび岡山に出没中なこの頃。

目下、最大の悩みはタイヤの接地感がうすーく、コーナーの進入から立ち上がりまでまんべんなく遅いことなんだけど、写真でもそれを実感できた。

37151495_3866008469.jpg
(Photo by リロさん)
↑ たとえば、これ。

場所は最終コーナー。
奥谷(#72)の車両と比べて、俺様号のフロントサスペンションのストローク量がぜんぜん違うのがわかる? こっちの方がちょっと前を走ってるとはいえ、ほぼ伸び切り状態。 フロントまわりがフワフワして、落ち着かないのを客観的に納得した次第。

問題は、この姿勢の原因がフロントからきてるのか、リヤからきてるのか、その両方なのか、ただ単に乗り手が悪いのか、世の中のせいなのか。
んで、これが状況打破のきっかけになるか、さらなる迷宮入りの布石になるか??

いやー、おもしろいね、バイクって。


ところで。
この写真を撮ってくれたのは、リロさん。
平日のサーキットにテストや練習でくるライダーはめずらしくないけど、写真の練習のために来る人はややめずらしいよね・・・・・・(^^;
なにはともあれ、だんなさんともども全力でありがとうございました!!


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2009年9月 2日

決戦は9月13日。勝つのは誰だ?俺様だッ!CM


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※音も出ますのでご注意ください
(Photo by リロさん & シャク西

↑ というわけで、次戦のご案内です。


これまでのあらすじはと言うと・・・・・・

開幕戦で奥谷が勝ち、第2戦で相馬が優勝(この時、奥谷は欠場)。 で、第3戦ではまたまた奥谷が勝ち、その間、ハセヤンと角倉がコンスタントに表彰台に上り、それぞれランキング1位と2位をキープ。 一方、俺様は浮き沈みの激しいリザルトでランキング4位。

その影で、武田のおじちゃんが着々とタイムを縮め、浅田が初ポールで調子に乗り、渡部くんとか久村とかが虎視眈々と上位進出を狙う・・・・・・というような流れ。

残り2戦となった次のレースがタイトル争いに大きく影響するのは必至!

そこへ、来シーズンの飛躍を狙う若者がどれだけ絡んでくるか?


そんなこんなで見どころ満載なりー。

皆々様、どうぞサーキットに足をお運びくださいませ。

メカニック、ヘルパー、ひやかし、差し入れなどなど、大歓迎です (^^v


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2009年9月 7日

バイクもタイヤも4メーカー揃い踏み

さて、前回のお知らせのごとく、今週末は岡山ロードレース選手権が開催。

地方選手権のST600ライダーは、もちろん誰もが優勝狙いなわけですが、見どころはバイクやタイヤの違いもそのひとつ。


有力なライダーを見てみると・・・・・・


 #5  角倉優 カワサキZX-6R&ピレリ
 #37 伊丹孝裕 ホンダCBR600RR&ミシュラン
 #55 長谷川直樹 スズキGSX-R600&ダンロップ
 #68 武田誠 ヤマハYZF-R6&ダンロップ
 #88 相馬利胤 ホンダCBR600RR&ブリヂストン


俺様、"有力なライダー"候補に挙げてだいじょうぶ?
だいじょうぶだよね?
うん、だいじょうぶ、だいじょうぶ (^^;


・・・・・・とまぁ、こんな風に組み合わせはいろいろ。

バイクに関しては、ストレートスピードに勝るカワサキとヤマハに対して、ホンダはコーナーリングでカバー。 そこにトータルバランスに優れるスズキが対抗!という図式。

一方、タイヤはと言えば、扱いやすさでタイムとシェアを伸ばすピレリに、鈴鹿4耐以降、力をつけてきたダンロップが肉迫。 全日本でつちかった信頼と実績でドンと構えるのがブリヂストン。ここへ切り込んでいくのが秘めたるポテンシャルのミシュラン!ってな感じかなー。

さぁ、さぁ、どうなる4メーカー揃い踏み対決~!!


ちなみに、注目はなんといってもミシュラン。
えーと、私個人を見ているとなにかと悩んでいるとお思いでしょうが、今年のもて耐では、あの宇川徹選手もミシュラン・パワーワンをチョイス。 VFR750R(RC30)という20年以上も前のバイクながら、並みいるスーパースポーツをおさえ、1分59秒台というベストラップを叩き出してるってんだから、ポテンシャルはアリアリかと。

世界の宇川徹だから?
ま、そりゃそうだけど、要するに乗り手次第だな。
四の五の言わずにレイト過ぎるブレーキングで復活だ、俺!


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2009年9月12日

ものすっごく


雨。
まったく走れず。

いつ見ても


素敵な俺様号。
明日は頼んだ!

2009年9月13日

予選は


8時20分から。
コースはややウェット。

やっぱり、


できる子だよ、俺様ってば。
予選はおかげさまでポールポジションです。
決勝もがんばれ、俺!

なんやかんやありまして、

決勝は6位。

なんやかんや?
ま、自分が悪いですけど。
みなさま、ごめんなさい。そして、ありがとうございました。

マン島にむかって、

小声で叫ぶ。

「国際ライセンス、獲ったどー。」

丸々2年、足掛け3シーズンかかりましたが、まずは皆々様に御礼申し上げます。

あいかわらず煮え切らないレース運びですみません。来月の最終戦は集大成らしくパリッと締めくくります(予定)。

ところで、今日はクラッシュとケガ人続出でした。一日も早い回復を願っております。

2009年9月16日

優勝よりポールが評価される時代の到来を願いつつレースレポート

↑ はいはーい。 というわけで、のっけから負け惜しみ全開でレースレポートにいくで。
これでもわりと忙しいから前置きはなしだッ!


【 予 選 編 】
いまにして思えば、敗戦に至るやや象徴的な予選の朝がこちら ↓

DSC_0303.JPG
朝?
朝っつうか、まだ草木も眠る丑三つ時を過ぎた頃さ。
ウェイティングエリアに、水色君を抜き足差し足で運んでいったら、すでに2台も留めてやがんの。
なに考えてんだよ、みんな。
みんなっつうか、角倉とハセヤンさぁ・・・。
おじちゃん、早起きは得意だけど、そこまでは付き合えないわ。
おまけに、俺様ってばバイクカバーとか持ってないから夜露でしっとりやんか・・・。


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(Photo by うずらあらさん)
ま、いいや。
予選開始や、予選。


DSC_0324.JPG
(Photo by タクマ)
路面はこんな具合で、ややウェッティー。
角倉がいやらしく後ろからついて来やがるので、終盤、ちょいと前に出す作戦に切り替え。 後半のセクションはこっちの方が速そうなので、最後のラップに間合いをつめてタイムアタック終了。

結果は・・・

 1分40秒530


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(Photo by リロさん)
角倉に対してコンマ2秒ほどの差だけど、無事ポールポジション決定!
たぶん、ミシュランのパワーワンがポール獲ったのも全国的に初だよね?
ムフフのフ。
勝利へのカウントダウンだと誰もが思ったさ。
誰もが? 誰もがって誰?
ま、いいや。


【 決 勝 編 】
はいはーい!
そんなわけで、今シーズン2度目のポールポジションに到着。


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(Photo by タクマ)
後ろで、渡部くんがどさくさまぎれのピース。
(この数分後、病院送りになったんだけどだいじょうぶかな? 早く直して戻ってこいよー)


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(Photo by タクマ)
これから10ラップに渡って俺様のおケツを拝み続けることになる、しもじものライダーたちを見渡し、


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(Photo by リロさん)
全宇宙からつめかけたファンに笑顔を送り続け、


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(Photo by タクマ)
ポールを祝福しに来てくれたサーキットクウィィィーンとの撮影も忘れない。
今回が初仕事の彼女。 不幸にも俺様と顔が似ているとごく一部で評判・・・。


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(Photo by リロさん)
そんなこんなで余裕シャクシャクだったのに!
それなのに、スタートして1コーナーにたどりついた時にゃ、2位。
しかも、3列目にいたはずのハセヤン(#55)が俺様の後ろに。


DSC_0344.JPG
(Photo by タクマ)
なんでや! なんでなんやぁぁぁー!
と燃えたぎりつつ、2コーナーで1位を奪取。
なのに、ストレートエンドで角倉にやっつけられて、オープニングラップは2位通過。
でも3位のハセヤンとは間隔ができてるんでまぁOK、と思った直後に赤旗が提示され、レース中断・・・。 おじちゃん、がっかりだよ (T_T)


これは2コーナーとアトウッドで2台ずつが絡んだのが原因だけど、ストレートでは、この赤旗を見落としたライダーが前方車に突っ込むというシリアスなアクシデントも発生。 レースだから熱くなるのはわかる。 でも、これはルールで管理されたモータースポーツでしょ。 レースのたびに誰かの愚行が誰かの命を左右するなんてことがあっちゃいけないし、走るたびにいちいち命なんか預けてらんない。 特にバイクレースは、走りだしてしまえばオフィシャルさんのフラッグでしかコミュミケーションが取れないんだから、今さらながらその意味を重々心に留めておいて欲しいと思います。


DSC_0351.JPG
(Photo by タクマ)
さて!
やや混乱がありつつ、仕切り直しの第2レース。
「オリャオリャァァァー!」とアクセルも千切れよ、とばかりに振り絞ったら、最近のバイクってば、まぁよくフロントの上がること、オホホ。 実は、さっきのスタートもこっそりウィリーしてたりなんかしてー。 みんな! 本番前にクラッチを新品に交換したりするのはやめといた方がいいぞ! お兄さんからの一言アドバイスだ (^^v


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(Photo by タクマ)
とか思ってたら、その横をカナブンみたいな色したバイクがさらに高々と飛んでいき・・・


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(Photo by タクマ)
ふたりでギッコンバッタンしてるのを尻目に藤枝選手がクールに抜き去っていく。


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(Photo by リロさん)
1コーナーにたどりついてみれば、3列目のハセヤンが今度は前に!
なんでや! なんでなんやぁぁぁー!
と、本日の2度目の雄たけびをあげつつ、


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(Photo by タクマ)
オープニングラップは4位。
その後は、ちょいとしたトラブルで止まれなかったり、曲がれなかったりしながら6位で終了。


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(Photo by リロさん)
えー、なんだか締まりのない結果ながら、このレースで10ポイントを加算でき、念願の国際ライセンスへの昇格基準を達成! んでも、あまりに微妙な順位に適切な喜びの表現が思いつかず・・・(^^;


それにしても。
これまでポールポジションは何度か獲ってるものの、まーったく勝てる気がしないのはなんでだ? 前も書いたことがあるような気がするけど、スタートはローリングスタートにしてくんないかなぁ・・・マヂで。 もしくは予選順位にもポイントくれないかなぁ・・・いやホントに。


とはいえ、おかげさまでマン島へのスタートラインにようやく着くことができました。
皆々様、本当に本当にありがとうございました m(_ _)m


【 岡山ロードレース選手権第5戦 】
予選:1位 1分40秒530 (ウェット/ドライ)
決勝:6位 ベストラップ 1分39秒753 (ドライ)
ポイントランキング:3位(49pt)


Special Thanks
松永法丈さん
矢野タクマくん


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2009年9月17日

そういえば、ランキングってどうなった?

前回は自分のテキトー話に終始し、他のライダーがどうしたとか、ランキングがどうなったとか、そんな諸々の情報をすっかり失念しておりました。

んでは、まず。
先日のブログでぶちあげていた有力ライダーの皆さんがどうなったかといえば、こちらだッ ↓

 #5  角倉優・・・認めたかないけど優勝
 #55 長谷川直樹・・・悔しいだろうけど2位
 #68 武田誠・・・相馬と接触、そして転倒リタイヤ
 #88 相馬利胤・・・武田さんと接触、そして転倒リタイヤ

一方、#37のわたくしは6位。
わー、すっげぇ疎外感。
最後まで優勝を争った2人に、最初っから激し過ぎて散った2人。
そんな4人に特に絡むことなく終わった人が1人。
うーむ、なんだか仲間外れだ。


今回のレース順位をまとめると・・・

 1位 角倉優
 2位 長谷川直樹
 3位 久村大輔
 4位 田島聖貢
 5位 藤枝稔
 6位 伊丹孝裕


さらにランキングの行方は・・・

 1位 長谷川直樹 64ポイント
 2位 角倉優    62ポイント
 3位 伊丹孝裕   49ポイント
 4位 奥谷真也   40ポイント
 5位 藤枝稔    36ポイント
 6位 久村大輔   31ポイント
 7位 武田誠    31ポイント
 8位 相馬利胤   30ポイント

あーぁ、ランキンング3位とはいえ、チャンピオン争いからは限りなく脱落。
最終戦で優勝してもハセヤンが11位以内、角倉が9位以内でゴールすれば終了~。

一方、ハセヤンと角倉はなかなか壮絶。
わずか2ポイントの僅差なので、2人揃って5位以上の入賞ならば先にゴールした方がチャンピオンというミスは許されない状況。
わー、ドッキドキだねぇ。 俺様には無理無理。


ちなみにポイントってのは・・・

1位=20pt、2位=17pt、3位=15位、4位=13pt、5位=11pt、6位=10pt、7位=9pt、8位=8pt、9位=7pt、10位=6pt、11位=5pt、12位=4pt、13位=3pt、14位=2pt、15位=1pt

ってな感じで、15位まで与えられるので応援しに行く人は、ハセヤンと角倉の順位を確認しながら楽しもう! はたまた、熱すぎる上位2台になにごとかがあれば、#37のステキな水色号の足元にタイトルが転がってくる可能性も無くはないので、そちらもお楽しみにー! ケケケのケ。


そんなこんなでST600の最終戦は、10月11日(日)に開催。
どうぞ、お見逃しなく!


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2009年9月18日

ミシュラン・パワーワンを考える

ミシュランのパワーワン・コペティションを初めて履いてから約2ケ月。
なぜか、いつも天候不順やらなんやらで、あまりレポートもできず。
で、先週のレースでもやっぱり雨が降ったり、走れなかったりしたわけですが、このままだとシーズンが終わってしまうので途中経過を簡単にまとめておきましょー。


DSC_0310.JPG


◆そもそもなんでミシュランなのか?
「なんでそんな冒険するんですか?」
「ピレリでタイム出てるんだから、そのままでいーじゃないですか!」

はい、よくそう言われます。
なぜかと聞かれれば、それはだいたい好奇心!

だって、パワーワンってST600用としては最後発モデルなんだから、ピレリもブリヂストンもダンロップも研究し尽くして、それを超えるタイヤを作ってきているはず。 だったら、試さずにはおられまい。

ついでに言うと、ウチの娘がビブ好きだから。
水色号にビブのステッカーが貼ってあったりした日にゃ、父ちゃんに対する尊敬も深まるかもしれないので・・・(^^;


◆コンパウンドはどうなってる?
パワーワン・コペティションに用意されているコンパウンドはフロント3種類、リヤ3種類。
その内訳は、こんな感じ ↓

【フロント】
A・・・ソフト(気温20℃以下)
B・・・ミディアム(気温20℃以上)
V・・・オールシーズン

【リヤ】
A・・・ソフト(気温20℃以下)
B・・・ミディアム(気温20℃以上)
C・・・ハード(気温20℃以上、または耐久用)

A、B、Cはわかりやすいかと。
ここでポイントになるのは、Vの存在。 オールシーズン用ってことになっているけど、これってコンパウンド自体はBのミディアムと同じ。 じゃ、なにが違うのかといえばその内部構造で、タイヤの剛性を落とすために中身のベルトを減らし、よりつぶしやすくなっているのがVというわけです。 要は、フロントにガンガン荷重を掛けなくても(または、掛けられないライダーでも)旋回性を発揮できる特性で、端的に言えば扱いやすい。

その違いは、タイヤを持ってグニグニさわってみれば誰でもすぐわかります。 AやBと比べると、Vは圧倒的に柔らかく、タイヤをホイールに組む時もかなり楽なはずです。


DSC_0001.JPG

ベルトが少ないんだったら、もしかして軽いんじゃね?
と思って、重量を計ってみたけど、これはAもVも約4.0kgでほとんど変わらず (^^


◆初走行の感想
フロント:V  リア:B

「フロントの車高に高さを感じ、コーナー進入時の倒しこみが重いものの、バンクするにしたがって旋回性が増してくる。 結果、立ち上がりのラインがコンパクトになり、小回りが効くようになった。 ウェットパッチが残っているコンディションにもかかわらず、39秒台での周回が可能で、こりゃスゲェ!」

・・・と、セッティングノートに書き散らしてありました。
実はこの時、うっかりしてて、フロントサスのダンパーもイニシャルもすべて最弱状態。 走行後に気がついて、サスセットをそれまでのベストに戻す、というドタバタがありました。
なもんで、当然こう考えますよね?
「こんな状態で39秒ってことは、サスをちゃんとして、完全ドライになったらコースレコードが出てしまうやん! いやーん、照れるやん、俺。 パワーワンに星3つですぅ~」と。

ところが、そうはならないのが世の理。
この日、2本目の走行からは40~41秒を刻み続け、苦悩が始まる・・・。


◆AとVの違い
練習走行中、リアはBを履き続けたものの、フロントはAとVの両方を試しました。
その印象は構造の違いがそのまま出て、1コーナーやバックストレートエンドなど、ブレーキに負担のかかる場所では、Aが圧倒的な安定感を発揮。 一方、S字やダブルヘアピンなど、切り返しが必要なところはVの軽さが光る、といった具合。 トータルで考えると岡山国際の場合、最初はVの方がアベレージタイムを稼ぎやすいと思います。

ただし、ネガもいくつかあり、切れ込みと接地感に慣れが必要。
切れ込み感に関しては、パイパー(左左の2個目)や最終コーナーなど、やや回り込んでいくコーナーでは、ステアリングにどんどん舵角がついてくるので、それがちょっと怖い。切れ込みが止まってくれるのか、そのままフロントからスリップダウンするのかが判断しづらい印象です。 フロントが常に動いているようにも感じるのも、けっこう独特でこれを接地感の無さと捉えるか、軽快と捉えるかはライダーによるでしょう。


◆リアタイヤが真骨頂か?
正直、これまでリアタイヤは丸いもんがついてればOKくらいに思ってたわけですが、パワーワンリアタイヤは最高!

フロントのフィーリングとは一転して、なにやっても路面を掴まえていてくれるのですごい楽。 ストレートエンドでバチコーン!とブレーキをかけてシフトダウンをしていくと、右に左にお尻を振るのはよくあることですが、それがまったく怖くない。 なんなら今時のトップライダーがみせるように、そのままリアをスライドさせたまんまコーナーに飛び込んでいけそうな気がするほど、コントロールしやすい(・・・ま、あくまでも気持ち的にはってことね)。

コーナー立ち上がりも同様で、アトウッドあたりだと、かなり微妙にスライドしながらも前へ進んでくれるので、すごい上手い人みたいな気分になれるはず! ハイサイドなんてしなさそう。


DSC_0434.JPG

↑ レース後のリアタイヤ(A)
回転方向に向かって、不思議な縦線が入るんだけど、ここでスベッてんのかな?


◆空気圧
他メーカーのライダーがけっこうビックリするのが、パワーワンの空気圧。
推奨はこちらッ ↓

フロント:2.1kPa  リア:1.5kPa

フロントがやけに高くて、リアは低い。
ちなみに、これで冷間時の設定値。
なので、タイヤウォーマーを巻いて走行した後は、

フロント:2.4kPa  リア:1.9kPa

くらいまで上昇。 リアはまぁいいとして、普通のレースタイヤに慣れた人にとって、このフロントの数値ややビビるよね。 でも、当然だけど特に問題は感じない。 季節や好みで、やや前後させる必要はあるかもしれないけれど、今のところあまり試せていません。

前回の決勝前は、気温が思ったよりも上昇したことと、やや硬さを感じたので、スタート前に2.3kPaに落して走ったんだけど、これだとややつぶれ過ぎだったかも?


◆摩耗性
摩耗性もパワーワンのスゴイところ。
貧乏アピールしているようでなんだけど、レース前はフロントもリアも5時間以上は走行させます。が、しかし、変な荒れも無ければ、特別すべることもなく、タイムが極端に落ちることもない。 ていうか、気持ち悪いほど異常に落ちない。 それでも急に裏切られたらイヤなので、6時間は超えさせていないけれど、やたらとロングライフ。 お財布には優しいタイヤかと思います。


◆サイズの違い
今回のレース前、「パワーワンの秘密をみーっけ!」とひとりでほくそ笑んだ出来事がありました。


DSC_0011.JPG

それが、こちら ↑
この写真って、ずいぶん前に自分のブログに載せてたので、その時点で気づくべきだったんだけど、となりのピレリ(左)に対して、パワーワンってずいぶん尖ってますよね? で、尖ってるだけじゃなくて、やや直径が大きく見えますよね?

なんとなく気にはなってたんだけど、予選・決勝前の土曜日に雨が降ってヒマだったもんだから、フロントタイヤの外周をそれぞれ巻き尺で測ってみたわけ。
その数値がこちら ↓

ミシュラン・パワーワン:1910mm  
ピレリ・ディアブロスーパーコルサ:1870mm

(サイズは共に、120/70R17)


ゲッ!!
適当な手計測とはいえ40mmも違うやんか!
円周率の計算くらいはかろうじて覚えているので、半径を出したら約6mmも違う!

「そっか! フロントの接地感が無い無いと思ってたのはこれや!! フロントの車高が高いからタイヤの動きが掴みづらかったんやぁ!!! パワーワンの秘密ここに見つけたりィィィー」と勝ち誇ったわけですよ。

で、取った行動はド直球。
ピレリを履いていた時と同じ車体姿勢を再現すべく、フロントの車高を下げ、リヤは上げたわけ。これで、フロントをバチーンと路面に食らいつかせて、ブンブン車体を振り回せるようになったら勝ててしまうやん! と思うよね?

さぁ、思い出してみてください。
迎えた翌日の予選は、実際にポールだったわけですよ、奥さん。
「あんなヘナチョコ走りでポールかよ。 こ、このままではやっぱり決勝は勝ってしまうやん!」と意気揚揚になるのも当然でしょう!

さぁ、実際決勝でなにが起こったかといえば、ペースが上がらず6位。
あれ?

この時、1コーナーとかバックストレートエンドで見てた人には、ひどい走り方を披露していたと思うんだけど、とにかくブレーキングで止まれず、クリップにもつけず、曲がれず、アクセルも開けられず・・・というありさま。 ゴール後にチェックしたら、なぜか前後ともサスペンションが底付きしていて、そりゃアカンわな、と納得。

この時は、サスがトラブッたのかと思ったけど、今にして思えば、前下がりの姿勢を作ったことと、決勝は完全ドライになったことでブレーキング時にかかる負担が増えすぎたのかも、と考え中。

それに、ちょっとタイヤが尖がってるからといって、そのぶんつぶれやすいってこともあるだろうし、だいたいコーナーリング中はタイヤのサイドを使うわけだから、そんなに姿勢なんて気にしなくてよかったんじゃないか・・・と、気がついてみた。

・・・バ、バカ?
そんな俺様の名刺の肩書はモーターサイクルジャーナリスト (^^;


◆で、結局どうすりゃいいのさ?
さて、じつに中途半端ながら、これまでの流れからパワーワンの方向性を考えてみましょう。

まず、けっこういいタイムが出た時の状態はこうだッ ↓

・ややウェット部分がある路面コンディション
・ダンパー、イニシャルともにかなり弱め、もしくは最弱
・ファイナルはロング傾向

要するに、あまりガッツンとブレーキをかけられず、なもんで前後サスにあまり負担がかからず、アクセルだけは開けやすい状態の時にタイムが出ているということ。 路面にしろ、サスにしろ、たまたまそうせざるを得ないコンディションで、たまたまいいタイムが出ていたということは、これからはドライコンディションでタイムアタックをかける時も意図してそういう走りをすればいい、という結論が導き出されるわけであーる。 優しく、優しくそーっとねっと。


・・・普通だ、あまりにも普通だ。
ただ言えるのは、ピレリほどコーナーリングスピードを意識しなくていいということかもしれません。
特にVコンパウンドの場合、最初の倒し込みさえフロントタイヤを信用してあげれば、あとのラインはかなりコンパクトなラインを描けるはず。 あとは、コーナー出口が見えたら、リヤタイヤのグリップ力を信頼してバチンとアクセルを開けてやれば、おのずとタイムが出るんじゃなかろうか。 しかもスゴいタイムが出るんじゃなかろうか。

進入はホドホド、最小限のフルバンク時間でクルリ、出口が見えたらドカーン的な走りに徹すればいいのだ!・・・と思う、たぶん。

加えて言えば、ブレーキングでも倒し込みでもVのフィーリングに勝るAコンパウンドのネガは、切り返しスピードのみ。 これさえ攻略してAを使えるようになれば、さらにタイムアップが可能なはず!

と、最終戦を前にいろいろ考えておりました。

そんな中、伝え聞いたところによると宇川徹選手はもて耐の時、フロントにVを選んだそうです。 やはり、軽さがその決め手だったそうですが、もてぎってブレーキング万歳!みたいなコースだよね? それでも、Vなんだ。 ブレーキングならA! という印象と仮定が覆され、さらに悩んでみたりして。 ま、世界の宇川徹と地方選手権ライダーだからねぇ・・・。

いずれにしろ、パワーワンはその性能をちゃんと引き出してあげれば必ず勝てるタイヤ!
次戦では、なんとしてもそれを証明してみせましょう。
(なんでこんなに意地になってんだろ、俺・・・)


というわけで、なんの結論も導き出さないまま、本日のブログを終了しようとしていることをお許しください。 最終戦でパリッとしたタイムが出れば、セッティングも含めてご報告致します。


あ、ちなみに。
上記のもろもろは、あくまでも個人の戯れ言ですので参考までに留めておくことをお忘れなくー。


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2009年9月30日

全日本@岡山国際

日曜日は岡山国際サーキットで全日本ロードレース選手権が開催され、昨年の地方選手権で戦った仲間が多数出場。

なわけで、RIKIの手伝いをしつつ、みんなの応援も兼ねて、行ってきたんだけど楽しかったねぇ!

結果はといえば、そのRIKIを筆頭に多くの岡山勢が残念な結果になったんだけど、ヘルパーの仕事は決勝のグリッドにライダーを送り届けるところまで。 それは達成できたから、ライダーの気持ちとは裏腹に、なんだか十分満足だったんだな。 今年はRIKIが巻き込んでくれたおかげで、8耐といい、全日本といい、いい経験させてもらったわ。 あの場にいれただけで速く走れそうな気になれるもんね。


さて、次にがんばるのは自分。

10月11日(日)は、いよいよ岡山ロードレース選手権の最終戦。
ST600生活の集大成として、気持ちよーくアクセルを開け切りましょー。
今回は、うちの奥さんと娘も父ちゃんのレースを初観戦する予定なので、みんな表彰台は空けといてねん (^^v


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